髪の毛が伸びるのはなぜ?

一本の毛髪の皮膚の表面に出た部分を毛幹部と言い、
皮膚の中に埋もれている部分を毛根部と言います。
毛根は毛包という鞘状のものに包まれていて、毛髪はこの中を伸びて
皮膚表面に現れ出て、外へ外へと押し出されて伸び続けていきます。

毛包の下の部分は玉ねぎ状にふくらんでおり、
この部分を毛球と言います。

※参考サイト
この毛球の末端はろうそくの炎の形のように凹んでいて、毛乳頭を包んでいます。
毛球と毛乳頭がかみあったような形になっており、
毛乳頭には毛母細胞を養う血管が分布していて、
毛髪の発育に大切な役割を担っています。
ここでケラチンという硬い蛋白質をつくり、このケラチン蛋白質が
どんどん作られると毛母細胞は大きく成長し、
分裂を繰り返して押し出すように毛髪を作って送りだしています。

成長期にある毛髪が目に見えて成長することから分かるように、
毛球部の毛母細胞は、体を作っている細胞の中でも生活力が活発な細胞で、
毛球の下二分の一の部分で絶えず分裂・増殖を続け、毛髪本体と毛根鞘を作り、
しだいに上に押し上げられ、水分を失って角化を行いながら各層への分化が始まります。
毛髪をつくる細胞は毛球の中心あたりから分裂し、
毛の色を作る色素細胞(メラノサイト)の作った
メラニン色素を取り込みながら角化を進めて毛髪を成長させていきます。

健康な毛髪が作られるには、毛包、毛乳頭が存在すること、
栄養状態が良好で血行も順調であり、アミノ酸やビタミン、ミネラルが
十分に送られてくること、蛋白合成酵素が存在して、
その働きに必要な自律神経やホルモンに異常がないことなど、
これらすべてが毛髪の健康にとっては必要なものということになります。
毛髪の成長は毛先が伸びるのではなく、血液が運んでくる栄養分によって
毛根部の毛乳頭で細胞が分裂して毛が作られ、
外へ外へと押し出されて伸びていくもので、
頭骨の発達やその他の事情により血管が圧迫されて血行が悪くなると、
毛の成長が阻害されてしまいます。
毛髪の成長のための栄養は、血液中の栄養からとるのが基本原則で、
そのため不規則な食事や偏食に注意し、常にバランスのとれた
栄養を豊富に毛乳頭に送り込むようにすることが大切であると言えます。

参考資料

※参考元サイト

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ