乳児期の脱毛

赤ちゃんの髪の毛が薄くなった、シーツに毛が付いている、後頭部の毛が抜け落ちて一部薄くなってしまった、このまま毛が生えてこないのではと心配されることがあるかと思います。

そこで今回は赤ちゃんの抜け毛についてです。大体生後半月を過ぎると乳児の髪の毛、後頭部部分に脱毛が見られることがあります。これはごく自然なことであって将来的にかかわるものでもなければ病気などでも決してありません。

乳児性脱毛にはタイプがあります。

 

『新生児生理的脱毛』

赤ちゃんの毛髪は、遅くても生後6ヶ月までに生え変わるものと考えられています。
この最初の生え変わりに際して一部の赤ちゃんは、前頭部から頭頂部にかけて毛髪の大部分が一斉に休止期に入り、たくさんの毛が抜けてしまい髪の毛が非常に薄くなることがあります。このような抜け毛を『新生児生理的脱毛』と呼んでいますが、やがて新しい毛が生えてきますので全く心配する必要はありません。

※参考画像元左  参考画像元

『乳児期後頭部脱毛』

赤ちゃんによく見られる抜け毛に、別のもう一つのタイプがあります。
仰向けに寝かされている赤ちゃんの頭が枕に当る部分、後頭部の髪の毛が少なくなって、その部分がハゲのように見える抜け毛です。
これは枕とすれる部分の髪の毛が、機械的な刺激によってこすり取られることによります。生後2~3ヶ月から6ヶ月くらいの乳児によく見られますが、これもまた全く心配のない脱毛でしばらくすると自然に目立たなくなってきます。

※参考元画像※画像参考元

 

これら2種類の脱毛に比べると頻度はずっと少なくなりますが、頭の脂濡性湿疹に伴って抜け毛が起こることがあります。赤ちゃんの脂濡性湿疹は生後3~4ヶ月ころまでには自然に治りますから、これもまた特別な治療はいりません。

抜け毛ではありませんが、最初から非常に薄い赤ちゃんがいます。生後3ヶ月をすぎても一向に増える気配がなく心配されますが、これも全く心配なく大体1歳頃には普通の状態になります。

このように、赤ちゃんの髪に関する心配事は、ほとんどの場合経過をみるだけで解消するもののようです。

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